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Sさん(二俣川看護福祉高校)
私が運営委員に参加した理由は友達増えて楽しそうだなという不純な動機でした。
軽はずみな気持ちで参加した上に、エイズのことなんてほとんど知りませんでした。けれど、みんなで話し合ったり、調べているうちにエイズについて知っていったり、考えるようにもなりました。でも、そのことばかりが続いて不満を抱いたこともありました。キャンペーンやフォーラムが近づいてくるにつれ、またみんなに知ってほしいと思うようにもなりました。
東海大学「建学祭」では関心をもってくれる人が思っていたよりも少なくショックを受けました。だけど、今までの自分もそうだったんだと思うことによってもっともっとみんなに知ってほしいという気持ちが強くなっていたと思います。
また、関心をもってくれた人たちは、他の人にも伝えようとしてくれたのか何個も何個もパンフレットをもらっていってくれました。あの時は本当に嬉しかったです。
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大和産業フェアではロータリークラブの方々、大和西吹奏楽部のみなさんの力をお借りしてよいアピールをする事ができ、私たち自身のフォーラムへの意識を高めさせてくれました。フォーラム当日は、みんな一致団結していたのではないかなと思っています。
私はエイズについて学んだり、運営委員に参加したりしたことによって自分の意見を持ち、人に伝えられるようになりました。また、視野がより広くなりました。
この活動を活かして今後も様々な活動に積極的に参加していけるようになれたらいいなと思っています。そして、私たちの世代の人たちなど多くの人に「エイズとは…」と考える機会が多くなってくれたらいいなと思います。
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Iさん(二俣川看護福祉高校)
今回、初めてエイズフォーラムに参加させていただき、実に多くの事を学ぶことができました。今の医療の現状や薬の値段、世界各地の現状など普段なら知る事が出来ないことを沢山教えてもらいました。
しかし、その中でも驚いたのは、若者、つまり私たちの世代のエイズへの意識が低いという事でした。現在では、割と多くの人たちがエイズについての意識などを深めていっていますが、それでも無責任な性行為などでエイズを発症している人が増加しているという事にはとてもビックリしました。
いくら、薬剤や医療技術が進歩しているといっても、これからの未来を担っていく私たちの意識が変わらない限り、これからもエイズに感染する人々が増えてしまうと思います。それを少しでも阻止できるのならば、その手助けになるのならば、このような活動をもっと積極的にやっていくべきだと思いました。それに私たちの身のまわりだけでなく、他の県の高校生などとも連携をはかり、全国へどんどん広めていくのも大切だと思います。
今回のテーマ「一人から二人へ 世界の未来を切り開こう」のように、一部だけでなく、全体での意識が高まり、エイズへの考えが変わり、感染者の人々への偏見や差別がなくなった時こそ、このエイズフォーラムが本当に有意義なものになり、全ての人が分け隔てなく生活することができる社会への礎となっていくと思います。
希望ある未来の為にも、これからもエイズフォーラムをはじめ色々な活動を続けていきたいと思います。
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本報告書は神奈川県立高等学校 性・エイズ教育実践研究会様のご協力、ご承諾をいただき掲載しております。
尚、一部個人名や学校名などは省略させていただいております。 |
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