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Kさん(光陵高校)
私は今回、初めてこういった運営委員の仕事をしました。自分から進んでやってみようと思った事なのに、初めの頃は何をどうすれば良いのかよく分かりませんでした。エイズについて、あまり深く知らなかったのでテーマを決めようとなった時もなかなかうまくまとめられませんでした。
シンポジウム班に加わり、高校生の主張として何を訴えたいのかを考えたり、自分自身エイズについてどう感じているのかなどをまとめたりしました。
まず、最初は自分がエイズについての理解を深めるために、配布された資料を読んだり、自分で調べたりしました。今までは、あまりエイズそのものの実態を聞かなかったので、自分で調べていて、知識のなさに驚きました。もし、この運営委員をやっていなかったら、調べていないので良かったと思いました。
運営委員をやって、良かったことは沢山あります。高校生エイズフォーラムは、地域の高校生にエイズを知ってもらうという大切な意図があるけれど、同時に運営委員にも伝えていこうという思いの中、自身の知識も増えたと思います。
また、街頭キャンペーンなどを通して地域の人と交流もできて、多くの人にエイズを知ってもらえたと思います。私としては、エイズフォーラムは一種の社会勉強になったと思っています。エイズフォーラムを通してたくさんの人々と活動できたことがとてもうれしかったです。
高校生エイズフォーラムというものが有るということは今回初めて知りました。実際にこんな活動が行われているという事は、おそらくまだあまり多くの人には知られていないでしょう。しかし、高校生といった1つの集団によって行なわれている事が、私たち運営委員の力によって多くの地域へ毎年、少しずつ広がるようにしていけば、こういった活動がもはや当たり前のようになり地域が1つの集団となってお互いにエイズについて議論したり、理解したりすることができるのではないかと思います。
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私たちがこれからも主体となってエイズの理解を広めて、エイズの話がもっとオープンになるようにできたらと思います。
エイズに限らず、色々な問題をこういった学生のうちから討論したり、深く学んだりしていくことはとても大切なことだなという事を学びました。同じ学校同士ではなく、県内の高校生のまとまりや全国の高校生のまとまりなどで活動することは本当に意味のあることだと思います。
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本報告書は神奈川県立高等学校 性・エイズ教育実践研究会様のご協力、ご承諾をいただき掲載しております。
尚、一部個人名や学校名などは省略させていただいております。 |
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