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大和西高等学校 Aさん
1.やまと産業フェア(11月11〜12日)
11日は朝から雨が降っていて、今日は本降りになるだろうなと思っていましたが、実際に強い雨がきて驚きました。そんな中で始まった大和でのキャンペーンは初の体験という事もあり緊張していましたが、行きかう人々と話していくうちにそんな気持ちは無くなっていました。資料の詰め込みから忙しかったですが、風船など怖がりながら作ったものが小さい子達に喜ばれて嬉しくなりました。駅前では高校の制服を着た人達がよく通るので、近寄って声をかけてみると耳を傾けてくれるのでエイズに対しての意識は少なからずあるようでした。雨の中、手荷物になるからなど受け取りの拒否はほとんど無く、きちんと配布された事に充実感があった一日でした。
2.神奈川工科大(11月18日)
やまと産業フェアでは配り始める前に、受け取ってもらえなかったらどうしよう、などと萎縮してしまったところがあったので、反省の意味も込めて今日は文化祭へ来られる多くのお客さんを相手に力を入れてやろうと思いました。さすが大学の文化祭と言ったところか、各サークル等の出しものも豪華で、またお客さんを誘う学生の話術に感心し、負けじと声を上げて宣伝を始めました。制服を着ているからか、説明や呼びかけを注意深く聞いてくれて、来た甲斐があったなぁとすごく思いました。
この3回のキャンペーンで、とても沢山の人が資料をもらって下さったので、読んで下さった事を思いとても良かったです。
逗子高等学校 Sさん
僕は12・18日のキャンペーンに参加しました。どちらも基礎知識の冊子などの配布物はあまり人気が無いように感じました。大学でのキャンペーンは大和と違い、断られる事が多くて大変でした。キャンペーン全体で、あまり伝わった実感が得られず残念です。しかし、その場ですぐに分かって頂くのは難しいと思うので、帰ってからでもいいので、資料を読んで少しでもエイズについて知ってもらえればと思います。
逗子高等学校 Tさん
キャンペーンの初日は本当に天候に恵まれなかった上に、配布する為の資料を袋に入れる作業が最初にあり、とても大変なものでした。さらに、雨の最中、レインコートを着て大人達には資料を、子供達にはバルーンアートを配るという苦労もありました。しかし、黙々と、ただひたすらに作業をこなし、雨のために人の少ない広場で、通りかかる人達に資料を配って回るうちに、自分がこの催しに参加できているという充足感が得られた気がしました。
二日目は天気が回復し、やまと産業フェアは大変な盛況となりました。そんな中、だいぶ慣れてきたバルーンアートをひたすら作り続けました。犬・オウム・剣など様々なものを黙々と作ったり、時にはやや独特なものや、凝ったものを作ったりもして、楽しい経験が出来ました。フォーラムと日にちが近く、準備が足らず、あまり良かったとは思えません。これからはフォーラムとは別にキャンペーンも会議を重ねていった方が良いと思います。
フォーラムにも言える事ですが、全てを完璧にこなせなくても、もう少しどうにかならないのかなと、終わって感じています。今年のキャンペーンで初め、調査研究班の紙芝居をやるという話が出ていましたが、拡大コピーが出来ないという理由で断念しました。しかし、紙芝居をやろうとしたのであれば、スペースを確保し、イラストを張り出して、その近くに台詞も張り出せるようにすれば良かったのではないでしょうか。
現在、テレビで放映中のエイズデーに向けての特集の中に大学生の活動がありました。
コンドームの配布、レットバンドの販売を始めとし、予防啓発運動をしているそうです。
またVoiceというたくさんのエイズについての言葉を集めている運動、LivingTogetherの集会でキャリアやその周りの方々の手記を朗読するなど、沢山の活動がなされている事を知り、そういったことからキャンペーンで何をするのか考えていければ良いと思いました。
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本報告書は神奈川県立高等学校 性・エイズ教育実践研究会様のご協力、ご承諾をいただき掲載しております。
尚、一部個人名や学校名などは省略させていただいております。 |
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