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神奈川県教育委員会教育局保健体育課
日ごろから、本県の性教育・エイズ教育の充実のため、多大なご尽力をいただいております関係機関の皆様に、深く感謝申し上げます。
さて、1981年にエイズという病気がアメリカで報告されて以来、既に四半世紀が過ぎようとしています。この間にエイズは世界中に急速な拡がりを見せ、2006年末にはHIV感染者は世界中で3,950万人に上ったであろうと言われています。日本でも1985年に初めてHIV感染者が報告されて以来、HIV感染者とエイズ患者が年々増え続けている状況にあり、国内でもエイズが流行し、まん延する危機が迫っていると言われています。エイズは私たちの生活における大きな社会問題の一つとなり、その対応が急がれるところとなっています。
こうした中、エイズは教育こそが最大の予防策として、学校教育に性・エイズ教育が位置づけられ、これまで全国的にその具体的な取り組みが行われてきました。神奈川県教育委員会では、指導者育成のための研修会を開催するほか、小・中学校に性・エイズ教育実践推進校を指定し、具体的な指導法等の研究成果について普及・啓発を行ってきています。また、高等学校においては、県立高等学校の先生方の集まりである県立高等学校性・エイズ教育実践研究会にご尽力いただき、「高校生エイズフォーラム」の開催をお願いしています。
「高校生エイズフォーラム」は、毎年県立高等学校の生徒たちが集まり、エイズについて主体的に学習を進め、全県立高等学校の生徒・教員・保護者を交えながら開催している自主的な教育活動です。平成6年に第10回国際エイズ会議が横浜で開催され、エイズという感染症が日本に広く認知されましたが、この同じ年に第1回を開催しました。これまでに延べ300人程の生徒が運営委員として活躍し、「エイズ 理解から行動へ」をメインテーマにメッセージを送り続けて来ています。学校教育関係者のみならず地域やエイズ関連団体の皆さまにも、こうした活動を広くご理解いただくことができ、今年はおかげさまで第13回として開催することができました。これまでの「高校生エイズフォーラム」開催にご協力いただきました関係者の皆様には心から感謝し、御礼申し上げます。
神奈川県教育委員会といたしましては、今後とも学校教育における性・エイズ教育のさらなる充実に取り組むとともに、県立高等学校の生徒には、自らの健康課題を考えて主体的に取り組み解決しようとする教育活動を推奨してまいりたいと考えておりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
終わりに、今年度の「高校生エイズフォーラム」生徒運営委員の活動について本書にまとめました。本書を通じて活動の状況をご理解いただくとともに、生徒たちの情熱と思いが県内外の皆様にも伝わってくれることを強く願っております。
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本報告書は神奈川県立高等学校 性・エイズ教育実践研究会様のご協力、ご承諾をいただき掲載しております。
尚、一部個人名や学校名などは省略させていただいております。 |
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