|
梅毒の感染の多くは、菌を排出している感染者との性行為によって感染します。梅毒は粘膜や皮膚の微小な傷口から侵入し、感染して3週間程度で感染部位に軟膏様硬結が発症します。ただし、この段階では自覚症状を欠くことが多いです。感染後2年位までの感染力が強く、この時期の感染者は自覚症状の有無をを問わず、性行為によって相手を感染させる可能性が非常に高くなっています。2年を過ぎる頃になるとそれ以後の感染力は大幅に低下します。
母子感染では、胎盤を介して胎児に感染することが考えられます。また、親の口腔粘膜疹から幼児が感染する場合もあります。
|