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神奈川県立舞岡高等学校
1、集団指導において紙芝居を活用
毎年実施しているAIDS予防学習会にて、学習のまとめの段階で紙芝居「ミズホとサトシ」を見せた。
<AIDS予防学習会>
実施日 |
2007年12月17日 3・4校時 体育館 |
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対象 1学年 (234名) |
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講師 保健体育科教諭 |
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方 法 |
高校生エイズフォーラム生徒運営委員で活動した生徒に事前に台本を渡し、配役を決め、紙芝居にあわせて台本を読ませた。
*高校生エイズフォーラム生徒運営委員はエイズ問題に関しての研鑽を積んでいること、紙芝居やクイズなどによるプレゼンテーションの経験が豊富であること、さらに彼らの学校外での活動を知らせる機会になり、高校生エイズフォーラム生徒運営委員の参加は意義がある。
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生徒の反応
エイズは遠い存在だったけど身近に感じたという感想が7割、授業で教わったより詳しくわかってよかったという感想が多かった。紙芝居は生徒の目線で作られていてわかりやすく、共感を得た。他人事ではなく自分事であるという認識が高まった様子が見られた。
紙芝居効果
同年代の生徒が作成したことにより、親近感を感じ、「すっと入っていった」との生徒の感想のように、抵抗感なく受けいれることができ、エイズ問題は自分事であるという認識が高まった。
題材、設定場面、特に効果音が学校のチャイム、家のドア、携帯の音など、生徒のごく身近にある音だったのでインパクトがあり、関心や集中を高めることができた。
紙芝居のせりふを生徒が話すという生徒参加型の集団指導を行うことができた。
その他の活用例
◎ |
専門家による性(エイズ)教育講演会での活用 |
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全校生徒対象での集団指導の際、講演の前により関心を持たせるために、紙芝居「ミズホとサトシ」を上映。 |
◎ |
高校生エイズフォーラム運営委員生徒が各自の学校で、エイズフォーラムの取り組みを発表した際に紙芝居「母と子」を活用した。 |
◎ |
放送委員会がお昼の放送で取り上げた。
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そのほか、教科・LHR・保健指導等の教材として、さまざまな活用が可能。 |
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本報告書は神奈川県立高等学校 性・エイズ教育実践研究会様のご協力、ご承諾をいただき掲載しております。
尚、一部個人名や学校名などは省略させていただいております。 |
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