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性感染症というと大人のかかる病気と思われがちですが、近年若年層においても広がりを見せています。
2001年の定点観測データを見ると若い女性の患者は、15〜19歳で全体の11%、20〜24歳では19%と大きな割合を占めていますが、これは観測定点として産婦人科が多く選ばれているためです。
クラミジアの感染経路のほとんどは性行為ですから、定点に指定されていない病院で治療を受け、報告されていない男性患者の数も同じ位いると十分に考えられます。
また、クラミジアの繁殖サイクルが長いため発症するまで時間がかかることや、感染しても自覚症状が出ない場合も多いことから、無意識のうちに感染者を増やしていることもあります。
このことから、報告以上に多くの感染者がいると考えられ、近年急増している要因であると考えられています。
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※厚生労働省感染症発生動向調査事業データ(国立感染症研究所感染症情報センター感染症情報室提供)
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