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(3)感染経路
2004(平成16)年のHIV感染者報告例の感染経路は、異性間の性的接触が200件(25.6%)で、同性間の性的接触が468件(60.0%)、性的接触によるものがあわせて668件(85.6%)を占めた(図2)。
日本国籍例では、男性同性間の性的接触が449件で、前年(340件)に比べて著しい増加となった(図4)。
また、男性異性間の性的接触は122件と前年(108件)より増加した。
日本国籍女性の異性間性的接触によるHIV感染者は近年30-40件の範囲を変動している(図5)。
本年におけるHIV感染例のうち、男性同性間の性的接触による感染の割合は15-24歳の年齢層では77.5%、25-34歳では73.9%、35-49歳では63.6%と多く、50歳以上の年齢層では31.8%で、男性異性間の性的接触とほぼ同率で推移している(図7-8)。
なお、前年累計における日本国籍の異性間HIV感染者の性別構成を年齢階級別にみると、15-19歳は女性が71.4%、20-24歳は女性が52.6%を占め、男性割合の高い他の年齢層とは異なる(図6)。
本年におけるAIDS患者報告例の感染経路は、異性間の性的接触による感染は135件(35.1%)、同性間の性的接触による感染は141件(36.6%)で、性的接触による感染が合わせて276件(71.7%)を占めた。
日本国籍男性例の感染経路を見ると、同性間性的接触の増加が顕著で、本年の報告は126件と異性間性的接触(99件)を上回った。
なお、静注薬物濫用や母子感染によるものはHIV感染者、AIDS患者ともにいずれも1%以下にとどまっている(図2、10)。本年は、静注薬物濫用による感染報告は5例であった。
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